展示『セリフのないバンド・デシネ/マンガ展inつくば』を開催中


カナダ・ケベック州のバンド・デシネ作家と日本のマンガ家による展示『セリフのないバンド・デシネ/マンガ展inつくば』が筑波大学附属図書館 体育・芸術図書館にて開催中です。

展示されている作品は、セリフのないマンガだけ!翻訳を通さずに作品をお楽しみいただけます。展示物は2021年にカナダ大使館・高円宮記念ギャラリーで開催された「9:バンド・デシネとマンガ」で使用されたものです。今回は展示物を筑波大学のスペースに移設し、期間限定で公開します

なお、今回のイベントでは前回の展示よりちょっとパワーアップ!ケベックのBD作家ジュリアン・パレ=ソレル先生のミニレポートと翻訳家・井田海帆さんの解説を加えてケベックのマンガ事情についてもご紹介します。

会期は2025年9月19日(金)‐2025年11月18日(火)です。
以下開催情報です。

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【開催内容】
「言葉がなければ、翻訳を通さずに作品を楽しむことができるのでは?」 この素朴な仮説を出発点に、カナダ・ケベック州在住のバンド・デシネ作家5名、日本のマンガ家4名がセリフを使わない短編作品を制作したのが、本展示の出発点です。(バンド・デシネとは、フランス語圏で制作されたマンガ作品のことです。)
作家たちはお互いの国を実際に訪ね、そこで得たインスピレーションを作品化しました。
静かに始まった試みでしたが多くの賛同者を得て、モントリオール(カナダ)、東京、岩手で展示されてきました。今回は日本での展示を特別につくばへ移設し、ゲストによるケベックのバンド・デシネの解説を加えてご紹介します。
また、ミニコーナーとして、シェイクスピアの戯曲をマンガ化した作品も展示します。 言語・地域・時代を飛び越えて伝わるマンガの可能性を体験して、ご意見をお聞かせください。インクルーシブなスマートソサエティ実現の手掛かりとなるかもしれません。

【イベント名】

ISSプログラム関連特別展『セリフのないバンド・デシネ/マンガ展 in つくば』

【会期】

2025年9月19日(金)‐2025年11月18日(火)※休館日については、筑波大学体芸図書館の開館カレンダーをご確認ください。

【会場】
筑波大学附属図書館 体育・芸術図書館2階 Eureka ユーリカ!

【開館時間】

9月30日まで:9:00-17:00
10月1日以降:(平日)8:30-22:00※学外の方のご利用は9:00からです。(土日祝日)10:00-18:00


【入場料】

無料

【主催】

筑波大学ISSプログラム

【協力】

ケベック州政府在日事務所、スタジオ・サナザキ、Cab、Philippe Girard、Iris、Nunumi、Zviane、真崎春望、山本美希、横井三歩、六角桂

【ゲスト】

Julien Paré-Sorel、井田海帆

【企画】

横井三歩