2023年12月9日(土)10日(日)16日(土)に、トランスボーダーマンガリサーチグループは無料公開講座『マンガでトランスボーダー! 大学でマンガを学ぶとは?』を実施します!
「マンガ研究」の詳細は世間であまり知られていません。
「公開講座ってどんなことやるの?」と疑問を持つ方もいると思います。
そこで前回に続き今回の記事でも、公開講座の内容の一部をご紹介します。
特に注目の3日目、「マンガと産官学連携!」では、異業種間の壁を超えたコラボレーションの秘密に迫ります。筑波大学で行われている先進的なプロジェクトを例に、マンガが世界とどう結びついているのかを探ります。
マンガ研究のために世界から集う熱心な留学生たちの存在も、このダイナミックな学びの場を一層豊かにしています。留学生自身によるここだけでしか聞けないレポートもお楽しみに!
講演のコーナーでは、
オタク研究で世界を旅する森尾貴広教授がオタクの存在意義を江戸時代まで遡り、現代、そして未来までのタイムトラベルをしながら熱く語ります。コンテンツビジネスのジョハリの窓を開くのはまさにオタク!
なお、開催場所は筑波大学 情報メディアユニオン1F会議室です。
つくばエクスプレス つくば駅から徒歩10分程度の場所です。
筑波大学は広いことで有名ですが、今回の会場は駅から至近なのでご安心ください。
現地参加のほかにオンラインでの受講も可能です。
公開講座の詳しい情報はこちら!(参加費無料・要事前登録)
https://transbordermanga.blogspot.com/2023/11/blog-post.html
▲ジョハリの窓は自己開示に関する分析で使われることが多い概念です。
コンテンツ作品の知られざる魅力を発掘する手法をご紹介します。
森尾貴広
筑波大学国際局・教授。単細胞生物と多細胞生物の境界的存在である細胞性粘菌の分子遺伝学を出発点に、産学連携・研究評価、環境科学、高等教育・イノベーション政策、アフリカにおける日本企業の進出戦略と研究テーマを遍歴すると共に、京都、岡﨑、つくば、ヒューストン、チュニジアと主戦場をさまよい、現在はマンガ・アニメなどのコンテンツ産業の国際比較研究と、SF思考とマンガ創作手法を活用したアクティブラーニングの研究を進めている。大学の研究者・教員組織である系に所属しない数少ない教員として境界領域に生息している。現世の3次元のすがたに加え、メタバース上に2次元のすがたで出没している。